撮影&製作日記

2011年11月9日

妖怪川姫みずさのオフィシャルホームページスタート

 

2011年11月11日(金)21:30〜

主人公みずさ役の青山さんに撮影前日の夜に静岡に来てもらって。知り合いのHair Room Felice(フェリーチェ)にてウィッグのカットをしました。時間外の営業にも関わらず、快く引き受けてくれた店長さんありがとうです。青山さんを気に入ってしまったのか、「かわいいー」「顔が小さい!」と繰り返し声を上げていた店長さんが印象的です。ちなみに店長さんは女の人ですよ。その後撮影場所に移動して衣装チェックをしました。

2011年11月12日(土)08:00〜

朝8時にウンノ所有のハウススタジオ(空家となった実家)に集合して撮影開始です。撮影最初のシーンはバスルーム!つまり入浴シーンからでした。カメラのレンズが曇らないようにお風呂がぬるま湯の為電気ストーブで温かくしての撮影。浴室はかなり暖かったです(笑)あと、ぬるま湯の関係なのか泡風呂の泡が数分で消えてくるのでかなりの苦戦をしました。次回は泡立器が必要かな(汗)

2011年11月12日(土)13:00〜

午後からは子役の女の子と川原へ移動して撮影、午前中は晴れていたのに曇りになってしまい残念。カメラマンの木下さんも16時から翌朝9時30分まで仕事で夜勤があり15時30分で退散、お疲れさまでした。後半はウンノが撮影しました。演技経験がない小学2年生の女の子だったけど、最後まで文句も言わずに、監督の我がままに確実に対応してくれた彼女には脱帽です。ものすごくしっかりした9歳でした。妹に付き合ってついて来てくれたお姉ちゃんにも、そして孫の付き添いで来てくれたおばあちゃんにも感謝です。夕方にこのシーン最大の難関川で溺れる場面の撮影は監督みずからカメラを持って、少女のかわりに溺れて終了。氷水のような冷たさなのに、潜った瞬間に針に刺されたような刺激とともに、冷たいって言うよりなぜか熱く感じて何分でも潜っていられる感覚には驚きました。

2011年11月12日(土)20:00〜

アピタの食品観で美味しいオムライスを食べてからハウススタジオにもどりオープニング用の白ホリ&グリーンバックの撮影を開始。11時ごろ終了。そのまま外の撮影に行くか悩んだのですが早朝に公園でも撮影したかったので、寝る時間がないじゃん!って事に気づきいったん仮眠を取る事にしました。明日の集合時間は早朝3時です。もちろんこれは起床時間じゃなく準備を整えた集合時間です(笑)。

2011年11月13日(日)3:00〜

静岡の牧ヶ谷橋に移動してのオープニング素材の撮影。レール移動のかわりにクルマを使い撮影してみたがどんなにゆっくり走ってもクルマって案外早いです^^;そしてこんな時間でもけっこうクルマって走ってるんだなぁと苦戦しながらも3カット撮影しました。

2011年11月13日(日)6:00〜

いつも誰もいない大きな公園に行きエンディング用の素材の撮影をしました。だが、昼間は誰もいないから、早朝なら絶対にのんびり撮影できる!と思いきや6時から太極拳をする老人が集まり(流す音楽も中国風だ!^^)6時30分からラジオ体操をしに湧いて来る老人のみなさん。まじかよ!さらに掃除やらひたすらグルグル公園内を歩くおばさん、犬の散歩の人々・・・早朝の公園って賑やかすぎだよ・・・ここでも苦戦しながらもなんとか撮影をすませました。

2011年11月13日(日)10:00〜

夜勤明けの木下カメラマンと合流して不動の滝に移動しました。この滝が小さいながらも、さらにさほど山奥でもないのに秘境って感じでよかったです。おまけに人も来ないような所、看板によれば熊が来るらしい^^;マジか!どこを撮影しても画になる風景はいいもんですね。滝に行く途中の杉の森も日本の山っぽくてよかったなぁ~

2011年11月13日(日)13:00〜

つづいて30年程前に使われなくなっている旧道があり、ずっとロケしてみたいなぁなどと気になっていた所があったので行ってみることにしました。クルマどころか人すらも通る事のない荒れた道、アサファルトの上には張り巡った根っこの数々、奥へと進んでみると突然の異世界!!ここは作られたセットか!と思う程雰囲気のある場所に出たのでそこで撮影する事にしました。本編ではあまり異世界っぽさは出ていないけど、いつかこの雰囲気で本編を撮影したい場所でした。簡単に説明すると小さな橋に小さな滝と川、その横にコケだらけのガードレールがあって、さらに段差の上には祠までもあるという、よだれが出そうな空間でした。今回のロケは静岡って不思議なところがあるなぁと驚かせれるばかりです。生まれも育ちも静岡育ちだけどねw映画なんて録らなければ一生気づく事はなかっただろう(笑)

2011年11月13日(日)16:00〜

帰りの途中に人けのない広場に行きナレーション等の音声の録音をして本日終了。なぜクルマかって?いままでの経験でクルマの中が一番奇麗に録音できる気がするんです。部屋の中はエコーがかかりイマイチだし、外は風や雑音があるし。場所も移動できるクルマが一番です(笑)。なぜ?写真が午後の紅茶かだって?それはアフレコって解るように午後の紅茶を撮影していたからです(笑)。